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ビデオオンデマンド(VOD)サービスのメリット・デメリット
以前は家で映画やドラマを見る方法としては、テレビ放送やDVDやブルーレイディスクを店舗でレンタルして見る方法が一般的でしたが、ビデオ・オン・デマンド(VOD)の普及により、その視聴スタイルは大きく変わってきています。
ある調査によれば今後もVODサービスを利用する人は増えてくるとされており、動画配信市場は2022年には2,594億円まで拡大すると予想されているというデータもあるほど。
有料のVODサービスは大きく分けて「SVOD」「TVOD」「EST」などがありますが、定額制のSVODを中心に今後も利用する人が増えてくるはずです。
「VODは利用したことがないけど、何だか難しそうだな」という方も、今後もより普及するであろうVODサービスについて詳しく知っておくと、今よりも便利になるだけでなく利用料金も安く抑えることに繋がるかもしれませんよ。
この記事ではVODサービスについて簡単に触れ、VODを利用するメリットとデメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
ビデオオンデマンドサービスについて
ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスのメリット・デメリットを考える前に、そもそもVODサービスについて知っておかなければなりませんよね。
そこでまずはVODサービスについて簡単にご説明したいと思います。
ビデオ・オン・デマンド(Video On Demand)とは、視聴者が観たい時に映画や海外ドラマ、アニメ、スポーツなど様々なジャンルの映像コンテンツをいつでも視聴することが出来るサービスのことをいいます。
通常テレビで放送される番組は、放送される時間が決まっており、視聴者が番組に合わせて観ますが、ビデオ・オン・デマンド(VOD)は、主にインターネット経由で視聴者が観たい時間に好きなコンテンツを選んで観ることができるので利便性が非常に高いサービスとなっています。
無料で利用できるVODサービスとしてはYouTubeなどが有名ですが、YouTube内で観たい作品を検索して楽しむのと同じように、有料のVODサービスで配信されている映像コンテンツを視聴することができます。
最近ではVODサービスのオリジナル作品も配信することが増えており、地上波放送やDVDレンタルでは観ることができない作品もVODサービスでは楽しめるようになっています。
仕事で忙しく、番組が放送される時間に合わせて観ることが難しい方や店舗へレンタルしに行くのが大変な方は、家にいながら興味がある作品を見放題で楽しんだり、個別でレンタルできるVODサービスのほうが向いていると思います。
VODサービスの種類や特徴については下記ページで詳しく解説しています。
関連情報:ビデオ・オン・デマンド(VOD)とは?
以下では、ビデオオンデマンドサービスのメリット・デメリットについてご紹介したいきます。
ビデオオンデマンド(VOD)サービスを利用するメリット
ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスはインターネット経由で動画を視聴することができるため、店舗に借りに行ったり返却しに行く必要がありません。
定額制のVODサービスであれば観たい作品を選ぶだけで再生が開始されますし、レンタル型のVODサービスでも【作品の検索】【支払い】【閲覧】が全てオンラインで完結するので外に一歩も出ることなく動画を楽しむことができます。
最近では店舗でのレンタルよりも早くVODサービスで視聴できる作品も多いため、新作映画をいち早く楽しめるなどメリットがたくさんあります。
以下ではVODサービスのメリットについてまとめています。
借りに行く・返却の手間が省ける
TSUTAYAやGEOなどのレンタルビデオショップに直接行く必要もなく、映画や海外ドラマを見ることができるのでとても便利です。
特に返却するのを忘れて延滞金も発生することもないため、最新映画でも安心して気軽に観ることができます。
また、古い作品などはレンタルビデオ屋さんで探すのは結構大変だったりしますが、ビデオオンデマンドサービスによっては、作品名で探せたりできるため非常に便利。
いつでも観たいものを自分で選ぶことができる
地上波で放送されているテレビ放送の場合、観たい番組の時間に、視聴者が合わせるのが一般的ですが、ビデオオンデマンドサービスは視聴者が観たい時間に観たい作品を選び、いつでも再生することができます。
また、サービスにもよりますが、観れるジャンルも豊富で、映画や海外ドラマ、アニメ、ドラマ、スポーツ、バラエティなど数多くの映像コンテンツを楽しめるのも大きなメリットの一つとなります。
動画をダウンロードできるVODサービスであれば、通信環境やパケットの消費を気にすることなく、いつでもどこでも動画を楽しむこともできます。
再生・一時停止、早送り・巻き戻しも思いのまま
VODサービスであれば再生や一時停止、早送りや巻き戻しも思いのままに操作することができます。
YouTubeを利用したことがある方であれば同じような感覚で映画やドラマ、アニメなどの作品を自由に視聴することができるので忙しい方でも自分のペースで楽しむことが可能。
ほとんどのVODサービスでは、動画を一旦中断しても、次回再生時は中断した部分から続きを再生してくれる便利な機能があるため、簡単に続きを観ることができるようになっています。
格安な料金で利用も可能
例えば、定額制+課金型のdTVは12万作品が見放題で月額550円と格安な料金で楽しめるのもビデオオンデマンドサービスの魅力の一つです。
レンタルの場合は観た(借りた)分だけ料金を支払いますが、定額制のVODサービスであれば何本観ても定額料金で楽しめます。
月額1,000円以ほどで利用できるVODサービスも多いので、毎月それなりの本数の動画を視聴する方であれば非常にお得です。
様々なデバイスで視聴できる
現在では、モバイル端末の普及により、パソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンなど様々なデバイスで視聴できるサービスも増えています。
家では、画面が大きなパソコンで、リビングやベッドではタブレット端末で、外出先で時間があるときはスマートフォンで視聴することもできるので、様々なシーンで利用することができます。
また、途中で観るのを中断しても、後で続きから観ることができるのも、ビデオオンデマンドのメリットになります。
VODサービスにもよりますが、テレビで楽しむこともできるので家族みんなで楽しむこともできます。
テレビで視聴するために必要な機器も色々なタイプのものがあります。
観たい動画を探しやすい
店舗型のレンタルサービスだと膨大な量の作品の中から観たい作品を探すのは一苦労ですが、VODサービスであればネットショッピングで商品を探すようにカテゴリやジャンルを絞って検索したり、タイトルや出演者を直接入力して検索することができるので観たい作品もすぐに見つかります。
VODサービスによっては、よく観る海外ドラマなどは「お気に入り」に追加することで、いつでも簡単に視聴を開始することができる便利な機能もあります。
VODサービスのオリジナル作品も楽しめる
動画を配信するVODサービスがオリジナルの映画やドラマを制作して配信するケースが増えています。
オリジナル作品は地上波はもちろん、DVDなどで視聴することはできないため、VODサービスでしか楽しむことができない魅力的なコンテンツとなっています。
NetflixやHulu、dTV、FODなどがオリジナル作品を配信しています。
デジタル先行配信はDVD・ブルーレイのレンタルよりもいち早く観れる
最近では新作映画をVODサービス内で先行して配信する作品も増えてきています。
以前は自宅でいち早く新作を楽しむにはDVDやブルーレイをレンタルもしくは購入するのが最も早かったですが、それよりも早く動画配信されます。
VODサービスであれば、貸代中で借りられない心配もなく、24時間いつでもレンタルすることもできます。しかもレンタル期限が過ぎれば自動的に閲覧不可になるため、返却の必要もなく延滞金が発生するこもないので安心してレンタルすることができます。
VODの普及やその利便性の高さから、今後は先行配信される作品が増えてくると思われます。
レンタルしにくいアダルト系作品も気軽に閲覧可能
店舗でレンタルしにくいアダルト系作品もVODサービスなら気軽に閲覧することができます。
アダルト動画を配信するVODサービスは限られていますが、U-NEXTのように映画やドラマ、アニメ、バラエティなどのアダルト以外の作品も充実しているサービスがあります。
ビデオオンデマンド(VOD)サービスを利用するデメリット
ビデオオンデマンド(VOD)サービスは非常に利便性に優れたサービスですが、環境や動画を視聴する頻度と利用するサービスによってはデメリットになる場合もあります。
定額制のSVODやその都度レンタルするTVODなど動画配信サービスのタイプも様々ですので、自分に合ったサービスを選ぶことも大切になってきます。
以下では、VODサービスを利用するデメリットについてご紹介いたします。
インターネット環境が必要
VODサービスのほとんどがインターネット経由で動画を配信しています。
そのため利用するためには自宅にインターネット環境が必要になるため、ご家庭の環境によっては利用できない場合もあります。
再生する画質にもよりますが、動画を再生するにはそれなりの回線速度が必要になりますので光回線が理想的。
不安定な通信速度だと動画をスムーズに楽しめないので注意が必要。
スマートフォンのモバイル回線でも閲覧は可能ですが、データ容量をかなり消費するため大容量プランを契約している方でないと視聴は難しいです。
また、MVNO(格安SIM)を利用している方は時間帯や環境によっては回線が不安定になるケースもあるため、スムーズに動画を再生できない可能性もあります。
対応するデバイスが必要
VODサービスはインターネット環境のほかにも、視聴するための対応デバイスが必要です。
対応するデバイスは各VODサービスによって異なりますが、PC、スマートフォン、タブレット端末にはほとんど対応しているものの、テレビでの再生は必要な機器はバラバラだったりします。
テレビでVODを視聴するためのデバイスは、Android TV搭載のテレビやFire TV、Chromecast、Apple TVなど様々ですので、VODサービスに登録する前に対応デバイスを確認しておくと良いでしょう。
比較的対応している機器はFire TV・Fire TV StickとChromecastだと思います。価格も手頃なのでテレビで観る際はおすすめです。
SVODは配信内容や観る頻度によって損することも
定額制のSVODサービスは配信されている作品の中から視聴する形となるため、観たい作品が少ない場合は利用料金が高く感じてしまうこともあります。
また、そもそも動画を視聴する頻度が少ない方もSVODサービスを利用すると、ほとんど観ていないのに料金だけ支払うことになってしまいます。
定額見放題の動画配信サービスは、何本観ても料金は定額なので毎月たくさんの動画を視聴する人によってはコスパ抜群のサービスとなりますが、あまり観たい人には向きません。
SVODとTVODが組み合わさったサービスもありますが、この場合も毎月基本料金を支払うため見放題作品を視聴する頻度が少ない方は無駄になってしまうこともあります。
動画の視聴頻度が少ない方は、基本料金が無料のTVODサービスを検討してみると良いでしょう。
ビデオオンデマンド(VOD)サービスをメリット・デメリットのまとめ
当サイトの管理人は映画やドラマ、アニメを視聴するのはVODサービスがほとんどです。
テレビドラマやアニメは地上波が最速で楽しめますが、仕事やプライベートな用事などで結局見逃してしまうことも多いため、VODサービスの見逃し配信で視聴するケースがほとんど。
新作ドラマやアニメも大体一週間後には配信がスタートするので、時間が空いているときにマイペースに楽しむことができますよ。
定額見放題のVODサービスであれば無料お試し期間を設けている場合がほとんどなので、利用料金に見合ったサービスか一度無料で試してから判断するのも良いと思いますよ。
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